腕時計の電池交換

腕時計が2秒運針になったので、電池交換をしてみる。

SGG705
2秒運針後、1ヶ月以上経過したが止まることはなかった。

普通は止まってから交換すれば良いだろうが、面白そうなのでやりたいと思った次第だ。

SGG705の裏蓋とバネ棒外し
スクリューバックの裏蓋。

ゴムボールで裏蓋が開けられるという例をネットで見たので試したが、ビクともしなかった。

マクセルのボタン電池とゴムボール
マクセルのボタン電池とバネ棒外し。

なので、Amazonで安い裏蓋オープナーと固定台のセットを購入した。

裏蓋オープナーと固定用台座のセット
簡素な包装でポストに投函されていた。

説明書等はない。使い方をAmazonの商品詳細ページを見て調べる。

裏蓋オープナーと固定用台座のセット 中身
裏蓋にオイルがついている。

ビットは6種類付いていた。

裏蓋オープナーのビット

今回の裏蓋には丸くて1番太いビットを使った(最初に四角いビットを使って失敗した)

裏蓋オープナーの丸ビット
右下のビット。

固定用台座が小さいので、余っていた2×4の角材(370mmくらい)に皿ネジで留める。

固定用台座を2x4の角材に締め付けた様子
小さい台座だと支えるのが難しい。

角材の台座を壁に沿わせて、オープナーを使って裏蓋を開ける。左手で押さえつける力が7割、右手でハンドルを回す力が3割、を意識すると良いようだ。

裏蓋オープナーと固定用台座を使って裏蓋を開いた直後
裏蓋が開いた。

SGG705の中身。

SGG705のキャリバー
セイコー純正のボタン電池が入っている。

ボタン電池をショートさせないよう(ピンセット等でプラスとマイナスを挟まないよう)気をつけて交換。

SGG705のボタン電池を交換した直後
今回はバネ棒外しと指でやった。

オープナーで裏蓋を閉じる。

裏蓋オープナーと固定用台座を使って裏蓋を閉じる様子
指である程度閉じた後、最後にオープナーを使う。

ベルトを本体に装着する。

SGG705の本体とベルト
片付けるため、固定用台座は角材から外した。

日付と時刻を合わせて作業終了。

SGG705の本体にベルトを装着した様子

しかし裏蓋には傷が付いてしまった。原因は、最初に試した四角いビットの先端に丸みがあり、裏蓋と噛み合わず滑った為だ。

ということで、今回学んだことは以下のとおり。

  • ビットは先端が平らな物を用いる
  • 裏蓋にはビニールを被せる
  • 固定用台座は角材に固定
  • しっかり準備して作業は焦らない

次に電池交換する時は気をつけよう。

この腕時計は傷をあまり気にせず使い続けようと思う。高級なブランド品等は間違っても自分でやろうとは思わないことだ。

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