ニューポール17は第一次世界大戦の頃のフランスの複葉機。映画「フライボーイズ」でその存在を知った。
エデュアルド(eduard)はチェコのプラモデルメーカー。主に飛行機のプラモデルを製造・販売しいる。高品質。
このニューポールは、1/72スケールなのでかなり小さいし、パーツも少ない。
部品の用意
塗装
木の部品は、下地にラッカー系塗料で甲板色とか黄土色などを塗り、その上にスミ入れ塗料のダークブラウンで木の年輪っぽい線を引いておく。
乾燥後さらにその上にアクリルのクリアーオレンジ(黒を少量足した)を塗ると、リアルな木材が表現できる。
風防はガラス部分をマスキングして、機体色と同じシルバーでスプレー塗装した。
それと、箱絵や組立説明書の彩色図を見ると、エンジンカウルは塗装が剥がれたデザインになっている。
これを再現するため、シルバーを上に整髪料(ケープ スーパーハード)を吹き付けて乾燥後にアクリルの赤を塗った。
カウル乾燥後、爪楊枝で赤色を剥がす。
デカール貼りとスミ入れ
途中経過の写真が無いが、デカールは問題なく貼れた。
本体色が艶有りなので、艶無しのゼロ戦のときよりスミ入れはうまく出来た。それでもデカールと塗装面の隙間に滲んだりはしたが、概ね良い。
組み立て
コックピット周りに部品が集中している。
これも他に写真は撮ってないのでこれで組み立て終了。
プロペラのスピナー(アンパンマンの鼻みたいなの)は外すかもしれないので木工用ボンドでくっつけている。
主翼を上に乗せるのが少し大変だったが、部品同士はちゃんと合う。
張線
瞬間接着剤とピンセット、竹串などを使った。2時間以上苦闘して形にした。接着剤があちこち付着して、やればやる程汚くなった。こういう模型用の瞬間接着剤を使ったほうがよい。
最後にまとめて張線するのは間違いで、組み立てながら並行して糸を貼り付けていくべきだった。支柱周りは、支柱を差し込む時に糸も一緒に挟み込んだほうが良い。
というわけで完成。
翼に接着剤が垂れてしまったのが痛い。
大きさ。零戦よりひと回り小さい。
うまく出来なかった箇所をリベンジしたい気持ちもあるが、しばらく複葉機は作りたくないかな。
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