令和5年度分の確定申告を済ませた。
10月から課税事業者になったので、消費税の確定申告が必要になった。10年近くライセンスを更新して使っていた従来の会計ソフト(フリーランスのための超簡単!青色申告)では消費税の計算ができないので、今回はやよいの青色申告オンラインを使って申告データの作成までやってみた。
やよいの青色申告オンラインは、初年度無料な点はありがたいが、公式の入力マニュアルが少なくて困った。
確定申告の手順や基礎知識はあったので、結局必要なページは数ページ(売上と経費の入力方法等)だけだった。しかしそれで入力方法は分かった。基本的には従来の会計ソフトと流れは変わらない。取引を入力して決算書を作成するのだ。
消費税の入力については、取引日が10月以降になると自動的に消費税や区分を入力する画面になった。基本的にはデフォルトの税込価格と区分のままで入力を進めた。
使いこなせば(スマート取引入力等)便利そうな機能があるが、初心者は通常の入力を使ったほうが分かりやすいと思う。
確定申告書のデータ作成後、e-Taxで送信する前の画面。
利用者識別番号とセットのパスワードを忘れてしまったので、下の「その他」のe-Taxソフト(WEB版)から電子申告データを提出した(マイナンバーカードでログインが可能なので)
やよいの青色申告オンラインを使ってみた感想としては、
メリット:入力から提出まで1つのソフトで完結する。消費税の計算(インボイス制度)に対応している。
デメリット:入力方法の説明が乏しい。高い(2年目以降は1万円)
と思った。
正直なところ従来の会計ソフトが消費税の入力と計算に対応してくれたら、そちらに戻りたい。決算書作成後の入力とかは国税庁のサイト(確定申告書作成コーナー)のほうが分かりやすいし、弥生はシェアNo.1にあぐらをかいてぼった食っていると思う高い。