TAGBORT 686を作る

Amazonで見つけたタグボートのラジコンに少し手を入れて試運転した。

中国のTYXIN(タイシン)というメーカーのトイラジコン。TAGBORT 686という名称。

簡単な包装で中国から発送され、購入から1週間程で届いた。

TYXIN TUGBOAT 686 外装箱
箱は御覧のとおり多少凹んでいたが中身に問題は無かった。

自分はAmazonで5,009円で購入したが、もっと安く買う方法はありそう(Temu や AliExpress 等でも売っている)

TYXIN TUGBOAT 686 中身
ほぼ組立済み。船の甲板上の構造物のみ組み立てる。
タグボート686の総部品
1/72スケール。

Damen Stan Tug 1205という海外の船をモデルにしているっぽい。その名で検索すれば動画や図面がでてくる。塗装や造形の参考になる。

組み立て

5分で組み立てられる。

TYXIN TUGBOAT 686 Color Black 船首側
船体側にスイッチは無く、バッテリーとコネクタを繋ぐと電源が入る仕組み。
TYXIN TUGBOAT 686 Color Black の船尾側
少しの赤ならオシャレだが、これは赤を使い過ぎだと思う。

塗装

操舵室の外装、甲板のバッテリーカバーなど一部塗装済みだ。ロゴや船名にヤスリをかけた後、サーフェイサーを吹いた。甲板に木材の材質を模したモールドが入っているので、ポリッシャーで削って平らにした。

サーフェイサーを吹いたTUGBOAT 686
船底部(赤)はそのままとした。

実在しそうな色で塗った。

塗装の終わったTUGBOAT 686
マストはこの後で黄色にした。

薄い透明プラバンを取り出して窓ガラスにする。

操舵室の窓用に切り出した透明プラバン
これくらい薄ければハサミで切れる。

スモークのスプレーで色付け。

操舵室の窓
操舵室の内側に張り付けた。

改造

これは塗装と改造前の状態。

試運転後に本体を開いたタグボートのラジコン
試運転後、船内に漏水していることを確認した。シャフトから水が浸入しているようだ。

改造は基本的にこちら方のブログを参考ににさせてもらった。

改造内容

  • サーボモータの舵角調整
  • モーターをスポンジで挟む
  • ユニバーサルジョイントをチューブに交換
  • モーターのプラスとマイナスを逆に接続
  • シャフト部にリチウムグリス注入
  • おもりを積載
TYXIN TUGBOAT 686 Color Black 舵角調整用の加工部品
サーボモータの舵角を大きくする加工とプラバンで作成したパーツ。

浸水はグリスによってかなり改善した。

TUGBOAT 686の改造した中身
騒音もスポンジで低減化。

受信機側(船体側)のモーターのプラスマイナスを逆にはんだ付けし直す。こうすると微速前進できる(ノーマルだとなぜか全速前進、微速後進の動きなので)

しかしプロポのトリガーを引くと逆転、戻すと正転するので、これも配線を逆にする。

TYXIN TUGBOAT 686 Color Black のプロポの基盤(裏面)
送信機(プロポ)の基板。

変更前の配線。

可変抵抗器の配線変更前
分かりづらいけど、トリガーの可変抵抗器のはんだ付け箇所。

変更後の配線。

可変抵抗器の配線変更後
灰色の箇所をリューターなどで切断して、リード線で繋ぐ先を逆にする。

※メーカー非推奨の改造だと思うので、自己責任でお願いします。当ブログはいかなる賠償もできません。

完成

船名やロゴを消してしまったので少し寂しい。

塗装したTYXIN TUGBOAT 686 Color Black の船首側
今後少しずつ手を加えていっても良いかもしれない。

タグボートといえばタイヤを装備しているイメージなので、タイヤを付けたい。

塗装したTYXIN TUGBOAT 686 Color Black の船尾側
船名や識別番号なども書きたい。

風呂場の浴槽で、加工前後のテスト走行の様子を動画にした。

屋外で走らせるのが楽しみだ。割と川や海に近い地域に住んでいるので、良いおもちゃを手に入れたと思う。

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